★ナイトハイクへ行こう★
どうも、こりおつです(`・ω・)
ここでは、日帰りのナイトハイクへ行くための計画や準備について書きます!
※ナイトハイクは日中の登山と比べ、危険度がかなり増します。
必ず、どんな危険度があるのか、それを理解した上でチャレンジしてください。
尚、当記事を読んでナイトハイクをし事故等に遭われても、当方は一切の責任を負いかねますこと、ご承知おきください。
前回の記事ではナイトハイクの魅力について書きました。
「じゃあ、ナイトハイクに行くにはどうしたらいいの?」
そんな方のために、私がナイトハイクをするにあたり気をつけていることをできるだけ詳しくお教えします!
〜計画編〜
まず、ナイトハイクに行く計画を立てるときのポイントについて。
ざっくり分けて3つあります!
- 登山コースの選択
- 交通手段
- 日の出、日の入りの時間
では、それぞれ具体的に解説していきます。
①登山コースの選択
登山コースの選択について最も重要なことは、できるだけ所要時間の短いコースを選ぶことです。
(※鎖場を除く)
それはなぜか。
夜の登山道は
- 危険な動物との遭遇
- 道間違い・コースアウト
- ヘッドライトの電池切れ
という危険と常に隣り合わせです。
所要時間の長いコースを選択すると、長い時間山にいますから動物と遭遇する確率が高くなります。
さらに、最短コースと比べ分岐が増えることも考えられます。
所要時間が長ければ、ヘッドライトの電池も消耗しますから、できるだけ長いコースは避けましょう。
ここからは個人的な意見ですが、、、、
眺望の変わらない真っ暗な道を進むことは、精神的にも良くないと思います(・・;)
少しの物音でも驚きますし、見通しも悪いですから、常に不安を感じながらの登山道となります。
私は景色が好きなだけであって、夜道を歩くのが好きなわけではありません。
以上のことから、できるだけ所要時間の短いコースを選ぶことをお勧めします。
(ただし、あまりにも急なコースや、分岐が多すぎる場所は、最短でない方を選ぶ方が良いでしょう。)
②交通手段
これは説明する必要はないでしょうか。
ナイトハイクをした場合、下山後にバスや電車が動いていることはほとんどないでしょう。
したがって、車(もしくはバイク)での移動を強くお勧めします。
車であればバスと違って最短コースの登山口へアクセスできますから、「1.登山コースの選択」の観点からも車をお勧めします。
③日の出、日の入りの時間
これは計画する上で最も難しい項目でしょう。。。
未だに私もこの項目で計画に苦戦しています(^-^;
前回の記事で紹介した通り、夕焼け・朝焼けの景色は格別です。
「じゃあ、山頂でバッチリその時間に居合わせるにはどうやって計画すればいいの??」
実際に私がやっている手順を順番に書いていきますので参考にしてみてくださいね(`・ω・)
①日の出、日の入り時刻を調べる
いつも私はこのサイトで日の出、日の入り時刻を確認しています。
冬は日が短く、夏は日が長いので、感覚で計画すると失敗してしまうのでご注意を。
②山頂に到着する時刻を決める
日の出=日の出の2時間前
日の入り=日没の30分前
まず日の出について。
日の出の時刻の1時間前から肉眼で空の赤みを認識できます。
完全な夜空の夜景を撮影しておきたいため、いつも2時間前に着くように計画しています。
次に日の入りについて。
日の入りは30分前に着いていれば、綺麗な夕日が見られることでしょう(^-^)
日没してから完全に夜になるまで、およそ1時間程度かかります。
※太陽が隠れているマジックアワーの時間について
およそ1時間程度と書きましたが、これも季節によって大きく変動します。
夏はマジックアワーの時間も長く、シャッターチャンスはたくさんあります。
むしろ長すぎると感じるくらい。
冬は本当にあっという間で、1時間もないかもしれません。
最高の瞬間を逃すことなく、カメラに収めましょう!!!
以上、「計画編」でした!
くれぐれも、無理のない計画を立てましょう(^_^)
〜持ち物編〜
続いて、持ち物について解説します!
ここでは私がナイトハイクに行くときに必ず持っていくものを4つご紹介します!
(※ザック・登山靴・レインウェアは登山に行く際の当たり前の装備ですので、ここでの紹介は割愛します。)
①ヘッドライト
ヘッドライトは必需品です。
これがなければお話になりません。
最近はどのヘッドライトも優秀ですから、最初はあまりこだわる必要は無いと思います。
ルーメンという単位が光の強さを表す一つの目安になっていますね(^_^)
私は200ルーメンのヘッドライトを使っていますが、新月の山道でも十分明るく照らしてくれますよ〜
②替えの電池
ヘッドライト用の替えの電池は必ず持っていきましょう!
家で荷造りをしているとき、
「まだ光るし、大丈夫か!」
と油断をしていると痛い目に遭います。。。
ヘッドライトは、電池が切れる前に明かりが弱くなります。
明るい部屋の中では、電池が弱くなっていることに気が付きません。
必ず、替えの電池は持っていきましょう!
③防寒着
これは登山に行くときも持っていきますね。
ただ、ナイトハイクをする際はいつも以上に防寒につとめてください。
日没後、気温が下がることはもちろん。
日が落ちると風向きが一気に変わることが多々あります。
風速1mで体感温度は1℃下がると言われています。
撮影中、吹き上げる風が強く吹き続けると、本当に耐え難い寒さになります。。。
眺望の良い山頂は風を遮るものが少ないですから、防寒着のありがたさを感じることとなるでしょう。
④GPS機能のある機器
これはスマートフォンでもスマートウォッチでも、その他電子機器でも問題ありません。
自分がいる場所を把握することが一番の目的です。
ナイトハイクで夜道を歩くと、道に迷ってしまうことがあります。
「一度歩いてきた道なんだから、迷わなくない??」
と思ったそこのあなた。
甘い。あまちゃんすぎます。
というか、私がそう思っていた一人でした。笑
ここからは私の経験談も含めながら。。。
私は、車の運転をよくしていて、一度通った道は覚えてしまえる特技があります。
ですので、登山道についても一度通った道は迷ったことがありませんでした。
しかし、夜にヘッドライトの明かりのみで見る山道は、あまりにも違う景色になります。
油断していた私もナイトハイク中にコースアウトしたことがあります。
下山時にコースアウトしたまたま上り階段に差し掛かり
「あれ?下山なのに上り階段??そんなとこなかったぞ??」
と、異変に気がつくことができました。。。。
少し体験談が長くなりましたが、夜の登山道は分岐一つでも油断はできません。
ですので、GPS機能のついたスマートフォン、電子機器は必ず携帯しましょう!!!
〜登山編〜
ここでは現地で登っているとき、私が特に気をつけていることを解説します!
夜ならではの注意点もありますので、ぜひご参考ください!!
①音を鳴らす
夜間、登山道を歩くにあたりもっとも重要なのが「音」です。
目的はたった一つ。
危険動物との遭遇を避けるためです。
野生の動物は基本的に警戒心が高いです。
ですから、人間が近づいてくることがわかると向こうから避けてくれます。
「人間がお邪魔しています!!」
と、地元の動物の方々に知らせるために、必ず音を鳴らしながら歩きましょう!
山頂で写真撮影や休憩される際も同じです。
下山し終わるまで、極力音は鳴らし続けましょう。
※あくまで民家のない登山道を前提としています。
近くに民家がある場合は音を出すことは控えましょう!
ちなみに、私は熊よけの鈴と音楽プレーヤーで音を鳴らし続けています。
(鈴はザックが揺れないと音が鳴らないので歩き方も意識しなくてはなりません。。。)
②来た道を頻繁に振り返る
「夜の登山道を振り返るのは、なんだか不気味。。。(*_*)」
と想像したそこのあなた、おっしゃる通りです。笑
正直、夜道を歩く時に後ろを振り返ることは勇気が要ります。。。
ですが、夜に見る登山道は景色が全く違って見えます。
道間違いを防止するために、必ず振り返って下山時の景色を確認しておきましょう!!
私はいつも、ベンチや看板など目印のある場所で振り返ることにしています^_^
③小まめにGPSをチェックする
GPSの重要性は先述した通りです。
どんなに自分に自信があっても、小まめにGPSを確認しましょう。
一度画面を見るだけですから、大した手間ではありません。
とにかく、道を間違えないよう最善を尽くししましょう!!
まとめ
いかがでしたか??
以上が、私がナイトハイクをするにあたって計画・準備していることです(`・ω・)
もちろん、状況によって必要なことは様々変わってきますので、「これが正しいです!」とは言えません。
あくまで、参考程度に取り入れていただければ幸いです^_^
ぜひ、ナイトハイクにチャレンジして登山夜景を見てみてください!
では、また(`・ω・)
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