★登山夜景を撮ろう★
どうも、こりおつです(`・ω・)
趣味でナイトハイクをしている者です。
これまで、ナイトハイクの魅力やナイトハイクへ行くためのノウハウについて書いてきました!
⬇︎ナイトハイクの魅力についての記事はコチラ!
⬇︎ナイトハイクのノウハウについての記事はコチラ!!
今回は、私が登山夜景を撮るときにやっていること、気をつけていることを書いていきます。
カメラの技術・経験はまだまだですが、夜の山頂での撮影ならではの観点で解説していければと思います(^-^)
〜道具編〜
まずは、登山夜景を撮影するときに持っていく道具を紹介します。
①ミラーレス一眼
最初にカメラ。
カメラはミラーレスを使っています。
キャノンのEOS M-100という機種です。
なぜ一眼レフではなくミラーレスなのか(・・?)
ミラーレスは小さい
ミラーレスは、一眼レフと比べて大きさが小さいという特徴があります。
登山をするとき、必ずリュックで行くことでしょう。
飲み物、タオル、防寒着、食べ物、ガス、食器………………etc
登山にはたくさんの荷物が付き物です(´△`)
となると、リュックの中も圧迫されるわけで。。。
カメラを入れるのであれば、やはり小さいミラーレスの方がおススメでしょう(^^`
ミラーレスは軽い
ミラーレスは一眼レフと比べて、重さが軽いという特徴があります。
先ほども説明しましたが、登山は本当に荷物が多い。。。
増してや、夜景を撮るとなれば三脚は必需品ですから、荷物が重くなることは避けられません(T_T)
できれば、重さの軽いミラーレスの方が身体に優しいでしょう(^^`
②三脚
カメラと同じく、三脚も必須です。
正直、登山夜景を撮るのに三脚を持っていかないことはありえない。
それくらい大切だと思ってください。
「いや、三脚持って登るのはさすがに面倒だよ(´△`)」
と思ったそこのあなた。
一生、美しい登山夜景の写真を撮ることはできないでしょう。笑笑
なぜそこまでして大きな三脚が必要なのか??
ポイントをいくつか解説していきます(`・ω・)
夜景はシャッター速度が重要
後ほど「〜撮影編〜」でもご説明しますが、夜景を撮るためにはシャッターを長い時間開かなければなりません。
したがって、カメラを完全に固定させる必要があります。
手持ちではどうしてもブレてしまうので、好きな角度で固定できる三脚は本当に重宝します。
景観を遮る木々
三脚が無ければ、山頂のベンチやテーブルにカメラを置いて撮影するのが無難かと思います。
しかしそのやり方で夜景を撮影したとき、
「あれ、下の方が木で少し隠れてる……!!(;_;)」
なんてことが多々あります。
肉眼では綺麗に見えているのに、テーブルの高さでは夜景が隠れてしまうのです。
そこで役立つのが三脚!
最低でも120cmの高さは欲しいですね。
ベンチやテーブルの上に三脚を置くことができれば、肉眼よりも高い位置で撮影することができます(^-^)
※もちろん、安全・マナーに配慮した上で撮影しましょう
これらのことから、三脚があるか無いかでは撮れ高が大きく変わってくるのです……!!
③望遠レンズ
これは、あれば望ましい程度です。
「望遠レンズで夜景って撮りづらくない??」
カメラに詳しい方はお気づきかと思います。
シャッター速度を落とした状態で撮影する望遠レンズでは、少しのブレが命取りとなります。
したがって、夜景のようにシャッター速度を落とす撮影の難易度は高いです(*_*)
しかし!
街を見下ろせる高さにいて夜景を拡大すると、別世界を見ることができます!!
例えばこの写真。
望遠レンズのおかげで、富士山のシルエットが大きく見えますね(´▽`)
また、場所によっては東京タワーなど特徴的な建物を捉えることもできます。
あとはこんな写真も。。。
山の上ですから、月がほんの少し近くなります。
こんなにハッキリと撮影できるんですよ〜
望遠レンズを持っている方は、荷物になりますが是非持って行きましょう!!!
④レンズフィルター
レンズフィルターは、登山夜景をよりひと味違ったものに変えてくれるスグレモノです。
せっかく夜に登ったのですから、いろんな表情の登山夜景を撮っておきたいですよね!!
クロスフィルター
クロスフィルターは、光に線を付けキラキラさせてくれるフィルターです。
まず、写真を見ていただきましょう。
クロスフィルターで夜景を撮影すると、こんな感じで光がキラキラするのです(`・ω・)
イルミネーションを撮るときによく使われるこのフィルターですが、登山夜景との相性はバッチリ!
道路が光溢れる河川へ早変わりです!
クロスフィルターはさほど高くありませんから、ぜひ、購入することをおすすめします!
PLフィルター
PLフィルターとは、ガラスや水面の反射を抑えてくれたり、色彩のコントラストをはっきりとさせてくれるフィルターです。
登山夜景の撮影では、後者の色彩のコントラストが大活躍します(`・ω・)
この写真を見てください。
これはPLフィルターを使って撮影した夕焼けと夜景です。
マジックアワーの時間、これが登山夜景を撮るにあたって最も美しい時間だと私は考えます。
PLフィルターのおかげで、マジックアワーの夕暮れを美しく捉えることができるのです。
「ん??普通の写真と何が違うかよくわかんないよ(*_*)」
そう思った方、いると思います。
では、この写真をみてください。
これは、PLフィルターを使わずに撮影した写真です。
赤い空と青い夜空の間に、明るい部分があるのがわかりますよね。
PLフィルターがあると、この明るい部分がなくなり、より現実の空に近い色で撮ることができるのです。
同じマジックアワーの時間に撮影した写真ですが、全然違いますよね(^_^)
以上、登山夜景の撮影に必要な道具たちでした!!
〜撮影編〜
続いて撮影時について紹介していきます!
※私はまだまだカメラ初心者でありますため、もっと良い方法がありましたらご連絡ください!試してみます!
①シャッター速度は長く
登山夜景を撮影するにあたり、これが最も重要なポイントですね(`・ω・)
シャッター速度は、できるだけ長くしましょう!
具体的には、15〜20秒ぐらいでしょうか。
「F値の数値を下げても夜景撮れるじゃん?」
と、思った方、そのとおりです。
夜景を撮影するためには光を多く取り入れなければならないのですが、光を取り入れる方法として、
- F値を下げる
- シャッター速度を長くする
という選択肢があります。
どちらでも夜景は撮影できるのですが、私はF値は8~9程度にしておき、シャッター速度をできるだけ長くする方法をおすすめします!
道路が光の線になる
シャッターを長く切り続けていると、道路を走る車のライトが線状になって写ります。
これが、光の川のように映るのでとても美しいのです。。。
とくに高速道路は光量も多く、渋滞しているとなおきれいに撮ることができます(^_^)
光の粒がはっきりする
2つ目の理由としては、夜景の光の粒がひとつひとつはっきりと捉えられることです。
まずは、この写真をみてください。
夜景を撮っているのですが、光同士が繋がりボヤっとした夜景になってしまっていますね。。。。
こうなると、夜景の美しさが伝わりません。。。
しかし、F値を上げシャッター速度を長くすると………
このように光の粒一つ一つがちゃんと識別できるように映るのです(`・ω・)
(場所が違うことはご了承ください。)
ですので、シャッター速度は長めにして撮影することをおすすめします!
②カメラを大事に
撮影時のカメラの扱い方について、私が気をつけていることをご説明いたします!
三脚に重りを吊るす
山頂は風が強いことが多々あります。
私は一度、三脚が強風で倒されレンズを一つダメにしてしまったことがあります(T_T)
(高くないレンズで本当に良かった。。。)
そこで学んだのが、三脚に重りを吊るすこと。
実際の撮影風景はこんな感じです。
サコッシュやダウンなど、ザックの中身を三脚に吊るして風対策をしてます(^_^;)
みなさんも、大事なカメラを倒してしまわないよう、強風には気をつけてくださいね!!!
呼気に気をつける
次の注意点は、冬季限定の注意点となります。
呼気に気をつけましょう!
冬の山頂は、当たり前ですが気温が低いです。笑
マイナス10℃の中で2時間撮影していた、なんてこともありました(^_^;)
あるとき、いつもどおり撮影していたら、
「あれ、なぜか景色が曇ってる??」
ということがありました。
冬なので湿度も低く、霧も出ていない。
原因は自分の呼気でした(*_*)
湿気を含んだ息がレンズにあたり、それが外気で冷やされレンズに凍っていたのです……!!!!
景色を目の前にしてお預けを食らうのは本当に辛いですから、できるだけ行きが当たらないよう撮影しましょう!
まとめ
いかがでしたか??
今回は、登山夜景を撮影するときの注意点を書きました。
カメラ・三脚をもって登山するのは非常に大変ですが、誰もみたことのないような景色を撮れるのですから、ぜひチャレンジしてみましょう(^_-)
では、また(`・ω・)
コメント