#002_丹沢山・蛭ヶ岳【こりおつの百名山日記】
どうも、こりおつです(`・ω・´)
YouTubeにて絶賛挑戦中の企画「ゼロからはじめる百名山」。
第2座目に選んだのは丹沢山です!!
今回はさらに欲張って蛭ヶ岳まで足を延ばしてきました~(´▽`)
今回も、登って来たときの様子をご紹介しますね。
▼企画の詳細はコチラ
▼今回の動画はコチラ
丹沢山・蛭ヶ岳ってこんなとこ
✔ 標高は、丹沢山:1,567m 蛭ヶ岳:1,672m
✔ 大正時代の関東大震災の震源地という説も
神奈川県で唯一の百名山。
丹沢というと、塔ノ岳や大山が有名であり最高峰は蛭ヶ岳なのですが、なぜかこの丹沢山が百名山に選出されています(^^;)
深田久弥さんの著書では、”丹沢山”単品というより、山容が美しく水源が豊富な丹沢山塊全体を選出する意図があったようですね。
丹沢山・蛭ヶ岳(大倉尾根コース)
今回こりおつが登ったのは「大倉尾根コース」
【~コース概要~】
✔ 距離 :約26km
✔ 標高差:約1,382m
✔ 時間 :約6時間40分
大倉駐車場は首都圏からのアクセスが良く、連日たくさんのハイカーで賑わっているところ。
塔ノ岳を目的地にする人も多い。
日帰りは歩行時間・標高差がハンパない!!マジでハード!
こりおつは丹沢周辺に詳しいこと、トレランをやっていて体力があるので日帰りに挑戦できましたが、自信のない方は山小屋で一泊するプランを立てるようにしましょう!!
丹沢山へ、いざ入山
AM5:30に大倉駐車場を出ます。
ハイカーの朝は早い(`・ω・)
お馴染みの住宅街を抜けて登山口へ。
ここから塔ノ岳までは6km。。。
この大倉尾根(通称:バカ尾根)は何度登ったか分からないな〜。
登りがシンドいと分かっているのにまた来てしまう。
まるでお化け屋敷に挑むかのようなモチベーションで登っていきます(^_^;)
塔ノ岳は
「初心者におススメ!」
なんて記事をよく見かけますが、登山初心者時代のこりおつはこれにまんまと騙されまして。。。
往復13km、標高差1,200mのハードコースに膝がやられたことを今でも覚えています。
初心者向け?
全然ハードじゃねーか!!!
「初心者向け」とうたった人、絶対に許さない。(笑)
バカ尾根は過去の動画でも紹介していますのでそちらをご覧ください!
▼動画はコチラ
こりおつ選手、今回はトレッキングポールを使ってスピードハイクを意識。
腕の力を借りて時間短縮するぞ~(`・ω・)
それにしても長ーーーーーーーーい登り。
もう木の階段は見たくねぇ!ウンザリだ!(T-T)
なんて愚痴を言って登っていたら、こんな景色が。
花立山荘辺りで雲の上に出てきました〜(´▽`)
まさか塔ノ岳程度の標高でこんな高度感の景色を見られるとは!
思わぬサプライズに機嫌を直したこりおつは一気に塔ノ岳の山頂へ。
塔ノ岳山頂に登頂
そんなこんなであっという間に塔ノ岳に到着。
標準コースタイム230分のところ、130分で到着しました〜(´▽`)
トレッキングポール作戦、大成功っ!
これで蛭ヶ岳まで行くためのタイムを稼いだぞっ!
若い男性である自分がポールを使うことは、ほんの少しだけ抵抗がありました。
(みっともないプライド。笑)
が、そんなの関係ないっすね。
優秀な道具の力を借りて難度の高いコースにのぞむことを考えたらプライドなんてどうでもいいです(^^`
さっき見えていた雲はどこかへいってしまい、素晴らしい景色が出迎えてくれました(^^)
むむっ、あれが蛭ヶ岳かぁ。。。
あそこまで行けるかなぁ。。。
自分の体力に一抹の不安を抱きながらも、次の目的地丹沢山へ歩みを進めます。
今日の服装
ちなみに今日の服装は上下デカトロン!
Tシャツは可愛いデザインで吸水速乾性・防臭機能があって\1,290ですからね~。
ハーフパンツもベルト付き、ポッケ4つとベンチレーション(熱を逃がすメッシュ地)があって\3,790です。
仕事を辞めたこりおつのお財布に優しいっ!!!
デカトロンはコスパ最強ブランドで自分も愛用しています。
他にもたくさんのグッズがあるので、興味のある方はのぞいてみてくださいね(´▽`)
▼デカトロンの公式オンラインストア
https://www.decathlon.co.jp/collections/hiking-trekking
丹沢山への道のり
自分は今まで塔ノ岳を目的地とした登山をしてまして。。。。
ここから先は初めて歩く道。
そしたらこんな景色が…!!
うおーーー!!
なんだこれー?!
1kmくらい進んだところで辺り一面、腰くらいの高さの笹に覆われた山肌が現れました!!
視界を遮る高さの植物はほとんど無く、登山道がむき出しに!
小学生が描く山のような、ファスナーのような登山道が尾根伝いにウネウネと続いていました。
ここからの稜線歩きは素晴らしいものでした(^○^)
小さなアップダウンが続きますが、標高差は100mもない程度で全く苦になりませんでした!
塔ノ岳➡丹沢山 は、2.6kmと距離が長くてためらってしまいがちですが、バカ尾根と比較したら登山道の難易度がめちゃくちゃ易しいので、塔ノ岳が物足りない人は是非挑戦してほしいですね(^^)
コースタイム70分の道のりは終始眺望が開けていてあっという間に過ぎてしまいました~。
丹沢山に登頂
丹沢山に到着!!
この日は富士山もお出迎え!!!
ここまでの記録はこんな感じです。
【~丹沢山までの記録~】
✔ 距離 :約9.5km
✔ 獲得標高:約1,500m
✔ 歩行時間:約3時間30分(かなり早い)
AM5:30に出発して到着したのがAM9:00ごろ。
よし、蛭ヶ岳を目指すにはまだまだ十分な時間帯だ(`・ω・´)
やはりバカ尾根で時間を稼げたのが大きい。
丹沢山の百名山ピンバッジ
丹沢山にはみやま山荘という綺麗な山荘がありまして。
ここで百名山のピンバッジを購入します。
三種類のバッジがあり、自分は一番右のカラーの鹿のバッジを購入。
そうだ、丹沢といえば鹿の多さ。
早朝や夕方に丹沢山地をあるくと、ほとんどの確立で鹿に遭遇します(^^;)
先ほど”笹がスゴイ!”とご紹介しましたが、近年は鹿の生息数が激増しており植生も食い荒らされているそうです(*_*)
せっかくの良い景色、鹿に食いつぶされるのは嫌だなぁ。。。
山を管理されている方々の精力的な活動には頭が上がりませんm(__)m
百名山で飲む冷えたコーラ
ピンバッジを買うときに目に飛び込んできたのが赤い誘惑。。。
そうです、コーラです。笑
4月下旬、山頂付近の気温は9℃くらいでしょうか。
まだ梅雨の前のカラッとした雲一つない快晴のもと、これまで10kmほど歩いてきました。
そう、エネルギーをたくさん消費していていい感じに喉が渇いているのです。。。。
誰が、片道10km弱かかる百名山の山頂で冷えたコーラが飲めると予想したでしょうか….!!
(下調べすればできるよね。笑)
コーラに含まれた糖質。
火照った体にしみこむ冷えた液体。
開封したての炭酸ののど越し。
これ以上ないご褒美となりました(*´▽`*)
蛭ヶ岳への道のり
さて、休憩を挟んだところで蛭ヶ岳へ向かいます。
丹沢山➡蛭ヶ岳 は100分(2.4km)という道のり。
頑張るぞ~!
蛭ヶ岳への道のりは終始このような絶景が…!!!
丹沢山へ向かう道と比較すると、アップダウンは多少大きくなりますが(それでも最大100m程度)その代わり眺望がハンパじゃないくらいに美しいです!
笹に覆われた山肌に加え、崖崩れの跡のようなワイルドな一面も見られるようになりました。
ここ丹沢山地は、1923年(大正12年)の関東大震災の震源地とも推測された場所です。
(※震源地は諸説あり、定かではない。)
丹沢周辺は震度7の揺れに襲われたそう。。。
このワイルドな山肌は、もしかしたらその時にできたものかもしれませんね(・_・;)
・左手には富士山
・正面には自分が歩く尾根伝いの登山道
・右手には青い宮ケ瀬湖と新緑に覆われた山々
こんな素晴らしい稜線歩きが神奈川県にあったとは。。。
これまで12km以上登山してきた疲れも、歩きながらどこかへ吹き飛んでしましました(^^)
蛭ヶ岳に登頂
そしてついに、蛭ヶ岳の山頂に到着しました~!
最後の登り返しが地味にキツかった。。。
ここまでの記録はこんな感じです。
【~蛭ヶ岳までの記録~】
✔ 距離 :約13km
✔ 獲得標高:約1,900m
✔ 歩行時間:約5時間(かなり早い)
AM5:30に出発して到着したのがAM11:10ごろ。
撮影こそしていましたが、走れるところは走っていましたので大幅にタイムを縮めることができました。
そして山頂に着いて最初に目に飛び込んできたのがこの景色。
今日、自分が歩いてきた丹沢の主脈が一望できるのです…!
遠く尊仏山荘まで見えて、さらにその先の大倉尾根も見えました。
13km歩いてきて、その道のりを一望できる経験ってなかなかないと思いませんか??
自分が歩いてこれた事実と、目の前の絶景に感動しっぱなしでした(T-T)
富士山がカッコいいことは言うまでもないでしょう。
この日は本当に天気が良くて、塔ノ岳を過ぎてからずっと左手に富士山が見えていました。
やはり富士山を見ると力をもらえるような気がする!!
まとめ
【~今回の山行記録~】
✔ 距離 :約26km
✔ 獲得標高:約2,375m
✔ 歩行時間:約7時間10分(かなり早い)
とにかくタフなコースでした~(^^;
長い距離を歩ける体力が欲しくてトレイルランニングを始めたのですが、まさにその成果が出たといっていいでしょう!
自分の成長に感動しました(^^)
▼トレランの動画はコチラ
また、長いコースを計画通り進められたこともよかったです。
バカ尾根は何度も登っていてコースが頭に入っていますので、今回はそこで時間を短縮する作戦を取りました。
トレッキングポールを使ったおかげで足への負担を軽減でき、スピードハイクが実現できましたね。
これで、自分は1日で20kmくらいは歩けることが分かりました。
今後の山行計画の良い目安になりそうです。
それから、今回は行動食を工夫してみました!
柿ピーやマーブルチョコをボトルに入れて持ってきたのですが、これが大正解でした(´▽`)
今回の山行は歩行距離が長く、エネルギー切れを起こしやすい状況でした。
ボトルは口が大きく、簡単に口いっぱいにお菓子を頬張ることができます。
このおかげで効率的なエネルギー補給ができました。
また、甘いモノばかり口にしていると味覚がおかしくなって、甘いものを身体が受け付けないことがあります。
塩分を含んだしょっぱいものを混ぜるなど、お菓子のチョイスも重要ですね(`・ω・´)
今回は山小屋でご飯を食べることなく帰ってこれましたので、今後の百名山コース計画の収穫となる発見でしたね(^^)
さて、次はどの山に登ろうかな!
では、また(`・ω・´)
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